最新記事

ビジネススキル

「最強の時短仕事術」で、毎朝やるべき1つのこと

2020年6月12日(金)16時40分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

itten0602.jpg

上の図解は『図解でわかる 一点集中のすごいコツ――最強の時短仕事術』P37に掲載

◆タスクと「時間」の相性を考える
こなすべきタスクの順番を決めるときは、そのタスクと時間の相性を考えて決めることが大切です。

たとえば、朝の時間帯は頭が空っぽで、思考に適した時間です。一方で、夜の時間帯は体も頭も疲れていて、考えることがなかなか難しい時間です。

そこで、取り組むタスクの順番を決めるときは、「考えること」がメインとなるタスクは午前中に処理することにします(私の場合、執筆作業などです)。そして、さほど考えないでも行えるタスク(単純作業など)は、夜にまとめて取り組むことにします。

このように、タスクを処理する順番を決めるときは、その時間帯とタスクとの相性を考慮した上で、取り組む順番を決めるようにしましょう。

◆タスクと「状況」の相性を考える
タスク処理の順番を決めるときは、そのタスクと、その日の状況の相性を考えて決めることも大切です。

たとえば、午後いちばんにヘビーな会議の予定があり、その会議で結構な疲労を感じることが予想できる場合は、会議後の時間帯には単純作業のタスク処理を予定しておき、頭を休めることが有効です。

午前中も同じです。朝は思考に向いているとはいっても、朝から打ち合わせがあり、疲れてしまう可能性があるときは、そのあとのタスクはあえて頭が疲れないタスクがよいと言えます。

このように、その日の状況(特に相手がいて自分の都合だけでは動かせない予定)を見越して、タスク処理の最適な順番を決めることが大切になるのです。

*抜粋第1回:「マルチタスク」など存在しない、効率がいいのは一つのタスクに集中する「ワンタスク」
*抜粋第3回:仕事への集中を邪魔するスマホは大敵、ではどうすればいい?


『図解でわかる 一点集中のすごいコツ――最強の時短仕事術』
碓井孝介著
CCCメディアハウス

(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

20200616issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年6月16日号(6月9日発売)は「米中新冷戦2020」特集。新型コロナと香港問題で我慢の限界を超え、デカップリングへ向かう米中の危うい未来。PLUS パックンがマジメに超解説「黒人暴行死抗議デモの裏事情」

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

EU加盟国、トランプ次期米政権が新関税発動なら協調

ビジネス

経済対策、事業規模39兆円程度 補正予算の一般会計

ワールド

メキシコ大統領、強制送還移民受け入れの用意 トラン

ビジネス

Temuの中国PDD、第3四半期は売上高と利益が予
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 5
    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…
  • 6
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 7
    NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをす…
  • 8
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 9
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 10
    ウクライナ軍、ロシア領内の兵器庫攻撃に「ATACMSを…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 3
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 4
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 7
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 8
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 9
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 10
    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 7
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 8
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 9
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中