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日本社会緊急事態宣言、全国39県で解除 東京など8都道府県も可能なら21日に解除=安倍首相
安倍晋三首相(写真)は会見し、東京など8都道府県を除く全国39県で緊急事態宣言を解除すると正式発表した。都内の首相官邸で4月代表撮影(2020年 ロイター)
安倍晋三首相は14日夕に会見し、東京など8都道府県を除く全国39県で緊急事態宣言を解除すると正式発表した。8都道府県についても21日にも専門家の見解を踏まえ、可能であれば緊急事態宣言の期限である31日を待たずに解除する意向を示した。
解除に当たっては1週間当たりの新規感染者が10万人あたり0.5人以下に低下したなど医療体制、検査体制を目安に判断したと説明。39県は今後、感染者の小集団(クラスター)対策で感染拡大を防止できるとの判断を示した。
もっとも、解除された地域でも、外出自粛は要請しないが「人との接触は減らして欲しい。県をまたいだ移動も控えて欲しい」と訴えた。
(竹本能文)
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