新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(2日現在)
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新型コロナウイルスの感染拡大が続いている日本やシンガポールなどで4月は多くの人が外出を自粛した一方、感染拡大がピークを過ぎた可能性がある米国とオーストラリアなどではより多くの人が職場に復帰したり公園に出掛けたりしていたことが米アルファベット傘下のグーグルの調べで明らかになった。写真はイメージ。4月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)
■新型コロナ、日本などで外出減少 米国は自粛疲れ=グーグル調べ
新型コロナウイルスの感染拡大が続いている日本やシンガポールなどで4月は多くの人が外出を自粛した一方、感染拡大がピークを過ぎた可能性がある米国とオーストラリアなどではより多くの人が職場に復帰したり公園に出掛けたりしていたことが米アルファベット傘下のグーグルの調べで明らかになった。
■米FDA、「レムデシビル」のコロナ向け緊急使用を承認
食品医薬品局(FDA)は、米製薬ギリアド・サイエンシズ宛ての書簡で、新型コロナウイルス感染症治療薬として、同社の抗ウイルス薬「レムデシビル」の緊急使用を承認したと発表した。
■ロシア、過去最多の新型コロナ感染者増 累計11.4万人に
ロシアの新型コロナウイルス危機対策センターによると、1日時点で国内の新たな新型ウイルス感染者数がこれまでで最多の7933人確認され、感染者の累計は11万4431人となった。
■米スーパー大手、一部店舗で食肉購入制限 供給懸念の中=CNN
CNNによると、米スーパーマーケットチェーンのクローガーが一部店舗で牛ひき肉や豚肉の購入制限をしていると報じた。米国では新型コロナウイルス流行を受けた供給減少で食肉不足への懸念が強まっている。
■タリバンの攻撃7割急増、アフガン和平に進展見られず
アフガニスタンの反政府勢力タリバンと米国が和平合意に調印した2月末以降、4月半ばまでに確認されたタリバンによる攻撃件数は4500件超と前年から7割以上増加したことがロイターの調べで分かった。アフガン和平プロセスは依然として進展が見られない情勢が続いている。
■トランプ米大統領、再選なら連邦債務問題に対処へ
トランプ米大統領は1日、11月の大統領選で再選すれば、拡大する連邦債務に対処したいとの考えを示した。ただ、詳細には踏み込まなかった。
■テキサス・オハイオ州が経済再開、米州の半分がコロナ制限緩和
米テキサス、オハイオ両州が1日、新型コロナウイルス流行で休止状態にある経済活動再開に向け、ロックダウン(都市封鎖)措置の段階的緩和に踏み切った。
■仏、新型コロナ死者数0.9%増の2万4594人 基本再生産数1下回る
フランス保健当局は1日時点の新型コロナウイルス感染による死者数が2万4594人と、前日からの増加数は218人(0.9%)にとどまったことを明らかにした。
■英、新型コロナ検査の目標達成 一日10万件
英国のハンコック保健・社会福祉相は1日、新型コロナウイルス感染検査について、過去24時間で12万2347件実施し、一日10万件の目標を達成したことを明らかにした。
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