新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(12日現在)
■英、コロナ制限緩和でマスク着用勧告 プロスポーツは自粛継続
英政府は11日、新型コロナウイルスに関する行動制限の緩和に向けた計画の詳細を発表し、マスクの着用や公共交通機関の利用回避、国外からの入国に伴う14日間の隔離などを勧告した。
■新興国、外貨準備2400億ドル減 コロナ危機で通貨下支え=バンカメ
新型コロナウイルスの危機を受け各中央銀行が自国通貨と経済を下支えする対策を急ぐ中、主要な新興国が過去2カ月で2400億ドルの外貨準備金を減らしたと、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が11日明らかにした。
■カナダ、大手企業向けにつなぎ融資制度 航空・エネなど対象
カナダ政府は11日、新型コロナウイルス対策の一環として、航空業界やエネルギー業界などの大手企業に対するつなぎ融資ファシリティーを創設すると発表した。
■英航空業界は一段と悪化へ、入国者の隔離実施で=IAG幹部
英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の持株会社インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)のウォルシュ最高経営責任者(CEO)は11日、英政府が海外からの入国者に隔離措置を導入すれば、航空業界は新たな損害を被るだろうと警告した。
■ペルシャ湾岸6カ国、新型コロナ感染者10万人突破 死者557人
ロイターの集計によると、ペルシャ湾岸6カ国の新型コロナウイルス感染者数が11日、10万人を突破した。死者は557人に達した。
■EXCLUSIVE-トヨタの北米生産、4―10月は前年同期比29%減を計画=関係筋
トヨタ自動車が米国・メキシコ・カナダの北米における完成車生産について、4―10月の累計で前年同期比で約3割減を計画していることがわかった。関係筋が11日、明らかにした。5月の生産再開から、徐々に回復させていく方向。
■中国、コロナ禍で政策調整強化へ 経済目標達成目指す=首相
中国の李克強首相は11日、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)に伴い国が未曽有の困難に直面する中、マクロ経済政策の調整を強化すると表明した。中国中央テレビ(CCTV)が報じた。
■独首相、連邦裁のECB違憲判断巡る問題は解決可能=関係筋
ドイツのメルケル首相は、11日に開かれたキリスト教民主同盟(CDU)の幹部会合で、連邦憲法裁判所が欧州中央銀行(ECB)の量的緩和政策(QE)を一部違憲と判断したことについて、ECBが資産買取プログラムに関する説明を行えば問題の解決は可能という認識を示した。関係者2人が明らかにした。
■中国、台湾のWHO総会参加支持したNZを非難
中国外務省は11日、来週開催される世界保健機関(WHO)総会について、ニュージーランドが台湾のオブザーバー参加を支持したことを非難した。
■金利よりバランスシート活用が効果的=スウェーデン中銀議事要旨
スウェーデン中央銀行は11日、政策金利をゼロ%で据え置くことを決めた前回4月27-28日の金融政策会合の議事要旨を公表した。
■ロシアのコロナ感染者、世界で3番目の多さに 1日で1.1万人増
ロシアでは11日、新型コロナウイルス感染者の累計が22万1344人となり、イタリアと英国を抜いて世界で3番目に多い国となった。過去24時間で1万1656人増えた。1日当たりの増加数としてはこれまでで最多だ。
■焦点:増える女性のコロナ失業、米でもシングルマザーが犠牲の筆頭
米サウスカロライナ州チャールストンでバーテンダーとして働いていたシャナ・スウェインさん。解雇される以前は、毎晩、客に料理を提供し、「マンハッタン」「コスモポリタン」といったカクテルを作っていた。
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