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パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(1日現在)

2020年5月1日(金)10時06分

■米メーシーズ、来週一部店舗の営業再開 6週以内に全店でも

米百貨店大手メーシーズは新型コロナウイルス感染拡大に伴い一時的に閉店していた米国内の店舗のうち、感染拡大抑制策が緩和された州にある68店舗の営業を5月4日に再開すると発表した。

■NY、地下鉄消毒へ夜間運休 接触追跡に州が最大1.7万人雇用

米ニューヨーク州のクオモ知事は30日、ニューヨーク市の地下鉄を毎日午前1─5時に運休し、車両を24時間ごとに消毒する方針を発表した。新型コロナウイルス感染拡大によって休止状態にある経済活動の再開に向け、安全な公共交通機関の維持を目指す。

■米、州・地方政府の新型コロナ対策に1兆ドル必要=下院議長

米民主党のペロシ下院議長は30日、州・地方政府向けの新型コロナウイルス対策として、数年間で1兆ドル近い支援が必要になるとの見方を示した。

■米、新型コロナワクチン開発加速化 大統領が指揮

トランプ米大統領は30日、新型コロナウイルス感染症予防に向けたワクチンの開発を加速化させる方針を示した。

■英首相「新型コロナのピーク過ぎた」、ロックダウン緩和策公表へ

英国のジョンソン首相は30日、国内の新型コロナウイルス流行はピークを過ぎたとし、来週にもロックダウン(都市封鎖)措置の出口戦略を発表すると述べた。

■コロナワクチン、年内に最大2千万人分の生産目指す=米ファイザー

米製薬大手ファイザーは30日、独バイオ医薬ベンチャーのビオンテック<22UAy.F>と共同開発する新型コロナウイルス向けワクチンについて、年末までに最大2000万人分の生産を目指すと表明した。

■FRB、中小向け融資制度を拡充 社員1.5万人までの企業支援

米連邦準備理事会(FRB)は30日、新型コロナウイルス対策の一環として導入した中小企業向けの「メインストリート融資制度(MSLP)」の拡充を発表した。

■新型コロナ「人造でない」、発生源の特定に注力=米情報当局

米国家情報長官室(ODNI)は30日、新型コロナウイルスについて「人造でも遺伝子操作されたものでもないという科学的な総意に同意する」との認識を表明した。

■EXCLUSIVE-中国、米大統領選で私を敗北させたい=トランプ氏

トランプ米大統領は29日、大統領執務室でロイターのインタビューに応じ、新型コロナウイルス感染拡大への中国の対応は同国が2020年の米大統領選で自身を敗北させるために「何でもやる」ことを示していると述べた。

■ツイッター第1四半期3%増収、コロナで利用者増 広告収入は低迷

米ツイッターが30日発表した第1・四半期決算は、新型コロナウイルスに関する情報を求める利用者数の増加を追い風に売上高が市場予想を上回った。一方、広告収入の低迷などが響き、最終損益は赤字に転落した。

■米マクドナルド、第1四半期利益は市場予想下回る

米ファストフードチェーン大手のマクドナルドが30日発表した第1・四半期決算(3月31日まで)は利益が市場予想を下回った。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)封じ込めに向け、欧州では一部店舗が引き続き閉鎖されている。


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