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アメリカ政治トランプ、新型コロナウイルス対応で民主党州知事を批判 経済活動再開巡り対立
新型コロナウイルス感染拡大によって休止状態にある米経済活動の再開を巡る大統領と州政府の対立が続く中、トランプ大統領は新型コロナ感染症への対応を巡り野党民主党の州知事を批判した。写真はトランプ大統領。16日撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)
新型コロナウイルス感染拡大によって休止状態にある米経済活動の再開を巡る大統領と州政府の対立が続く中、トランプ大統領は17日、新型コロナ感染症への対応を巡り野党民主党の州知事を批判した。
トランプ大統領はツイッターへの投稿で、ミシガン、ミネソタ、バージニア各州の民主党知事に対し、州を「解放するよう」要求した。これら3州では新型コロナ感染防止に向けた厳格な自宅待機措置などに対する批判が高まっており、抗議デモも発生している。
新型コロナ流行が最も深刻なニューヨーク州のクオモ知事とトランプ大統領による不和も拡大している。
トランプ大統領は、ニューヨーク州が新型コロナ危機の最悪期にあった際、クオモ知事が「ばかげた」数の人口呼吸器を要請してきたとツイート。
これに対し、クオモ知事は記者会見で、同州の経済活動再開に向けて連邦政府からの支援が必要とし、トランプ政権は「金を渡さずに責任を押し付けているだけだ」と批判。「何らリソースを提供することなく、先例のない大規模な責任を各州に要請しないでもらいたい」と述べた。さらに「家でテレビを観ているだけなのであれば、トランプ大統領は仕事に戻るべきなのでは」と「口撃」した。
トランプ大統領は前日、新型コロナ感染拡大で打撃を受けている米経済の再開に向けた指針を発表。各州は状況に応じて3段階で封鎖措置の解除を進めるべきとした上で、経済再開プロセスを開始するにあたり「強力な検査プログラム」を備えるべきとした。
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