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感染症対策中国、新型コロナウイルスで疑心暗鬼 外国の外交官に北京に来ないよう勧告
中国外務省は諸外国の外交官に対し、北京に来ないよう勧告している。写真は武漢の劇場を消毒するボランティア(2020年 ロイター/Aly Song)
中国外務省は諸外国の外交官に対し、北京に来ないよう勧告している。華春瑩報道官が3日、定例会見で明らかにした。
中国当局は海外から持ち込まれる新型コロナへの懸念を強めており、外務省は3月26日、外国人の入国を28日から当面停止すると発表した。査証(ビザ)や在留資格を持っていても入国できない。
同報道官は、中国に駐在する外国の外交官の中に新型コロナ感染者がいることを外務省は認識していると述べた。
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