新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(7日現在)
■独、コロナ制限措置の緩和へ行動計画策定 マスク着用義務化など
ドイツは、新型コロナウイルス感染拡大阻止に向けた制限措置の期限を19日に控え、日常生活への段階的な復帰に向けたマスクの着用義務化や集会の制限、迅速な感染経路の特定など一連の措置をまとめた。内務省が策定した草案をロイターが6日、入手した。
■イスラエル中銀が0.1%に利下げ、景気悪化ならマイナス金利辞さず
イスラエル中央銀行は6日、政策金利を15ベーシスポイント(bp)引き下げ、0.1%とすることを決定した。利下げは2015年初旬以来初めてで、金利は過去最低水準。中銀総裁は景気がさらに悪化した場合はマイナス金利政策の導入も辞さない考えを示した。
■米、医療用マスク300万枚の輸出阻止 加オンタリオ州が批判
カナダ・オンタリオ州のフォード首相は6日、米国が週末に新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた医療用マスク300万枚の輸出を阻止したと批判した。
■米消費者が失業や債務支払い懸念、新型コロナで=NY連銀調査
米ニューヨーク連銀が6日に発表した3月の調査によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済的影響により、米消費者が失業を警戒し、支出削減を見込んでいるほか、支払い能力に関する悲観的な見方が高まっていることが分かった。
■コロナ治療薬の有効性巡り米政府内で対立、大統領補佐官認める
ナバロ米大統領補佐官(通商製造政策局長)は6日、新型コロナウイルスの治療薬として期待される抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」の有効性を巡って、週末に政府内で対立があったことを認めた。
■米、新型コロナ死者1万人突破 世界3番目=ロイター算出
ロイターの算出によると、米国内の新型コロナウイルス感染症による死者が6日、1万人を突破した。
■米政府、新型コロナ対策に絡む国債発行を検討=カドロー氏
米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は6日、政府は新型コロナウイルス感染拡大による経済的影響に対処する米国債発行の可能性を討議していると明らかにした。
■中国で限定的な経済回復の兆し、新型コロナ再発に警戒=IMF
国際通貨基金(IMF)は6日、新型コロナウイルスの発生源となった中国で限定的ではあるが経済に回復の兆しが見られ、希望を与える内容だと述べた。ただ、中国やその他の国でパンデミックが再発する可能性を除外できないとした。