新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(24日現在)
■サウジG20シェルパ、新型コロナ対策で追加資金拠出を呼び掛け
20カ国・地域(G20)の議長国サウジアラビアの代表は23日、新型コロナウイルス感染拡大への緊急対応やワクチン開発などに必要な資金の追加拠出を呼び掛けた。
■ペルーで新型コロナ感染が急増、9日間で2倍となり2万人突破
ペルーで今週、新型コロナウイルス感染者数が急増し、23日に累計で2万人を突破した。感染者数は9日間で2倍に増えているという。
■ユナイテッド航空が全CAに業務中のマスク着用義務化、米大手航空で初
米ユナイテッド航空は23日、4月24日から全客室乗務員(CA)に業務中のマスクまたは顔を覆うものの着用を義務付けると発表した。米航空大手がこうした規則を導入するのは初めて。
■中国平安保険、第1四半期は8年ぶりの大幅減益 新型コロナで
中国の平安保険が発表した第1・四半期決算は42.7%の減益と、四半期ベースで約8年ぶりの大幅な減益となった。新型コロナウイルスの感染拡大で事業が混乱した。
■独シーメンス・ヘルシニアーズ、新型コロナ抗体検査キット供給へ
独シーメンスの医療機器部門、シーメンス・ヘルシニアーズは23日、新型コロナウイルス感染の抗体を調べる血液検査キットの供給に乗り出すと発表した。
■トルコ、新型コロナ対策で財政拡大の余地=フィッチ幹部
格付け会社フィッチ・レーティングスのディレクター、ダグラス・ウィンスロー氏は23日の動画セミナーで、トルコは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて打ち出した財政刺激策が比較的小規模にとどまっており、さらに拡大する余地があるとの見方を示した。
■商品価格安、新興国の刺激策実施を一層困難に=メキシコ中銀総裁
メキシコ中央銀行のアレハンドロ・ディアス・デレオン総裁は23日、コモディティー(商品)価格の下落によって、新興国は先進国のような大規模な財政刺激策の実施が一層困難になっているとの認識を示した。
■新型コロナで80カ国が防護具の輸出制限、WTO「国際協力を」
世界貿易機関(WTO)は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界80カ国・地域がマスクや防護具、手袋などの輸出を禁止または制限する措置を取ったとする報告書を公表した。
■NZ与党、9月総選挙で過半数維持へ=フィッチ・ソリューションズ
フィッチ・グループ傘下の調査会社によると、ニュージーランド与党連合は9月19日の総選挙で過半数議席を維持できる見通し。新型コロナウイルス流行への対応が評価されるという。
■南ア金鉱山、5月中のフル稼働期待=ゴールド・フィールズCEO
南アフリカの産金大手ゴールド・フィールズのホランド最高経営責任者(CEO)は23日の電話会見で、サウス・ディープ金鉱山が5月末までにフル稼働することに期待感を示した。
■欧州ワイン生産者の収入、半減も 新型コロナで都市封鎖響く
ワインの国際審査機関「OIV」は23日、新型コロナウイルス感染拡大を抑止するためバーやレストランが閉鎖されたことを受け、世界的なワインの販売量が大幅に減少したほか、欧州におけるワイン生産者の収入が半減する可能性があるとの見通しを示した。
■米国とは移民問題で相互に依存 貿易維持を=メキシコ大統領
メキシコのロペス・オブラドール大統領は23日、メキシコと米国は移民について互いに依存しているとし、両国間の商業活動を「まひ」させないことが重要との考えを示した。
■イタリア財政赤字、今年は対GDP比で10.4%に=政府文書草案
イタリア政府は、今年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比目標を10.4%とするほか、公的債務の対GDP比が155.7%に上昇すると見込んでいる。
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