新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(17日現在)
■米大統領元顧問弁護士が刑期中に出所へ、新型コロナ受け=関係筋
トランプ米大統領の元顧問弁護士で3年の禁固刑を受けて収監中のマイケル・コーエン受刑者(53)が、新型コロナウイルス感染拡大を理由に刑務所から出所する見通しだ。関係筋が16日夜、ロイターに明らかにした。
■エリザベス女王の孫の結婚式、新型コロナで中止に
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出規制が打ち出される中、英国のエリザベス女王の孫にあたるベアトリス王女と、実業家のエドアルド・マペッリ・モッツィ氏の結婚式が中止されることになった。
■ドイツのビールの祭典「オクトーバーフェスト」、今年は中止も
ドイツ南部のバイエルン州で毎年開かれる世界最大のビールの祭典「オクトーバーフェスト」が今年は取りやめになる可能性がある。
■バンクシー、自宅の洗面所に新作 新型コロナで「在宅勤務」か
正体不明の路上芸術家バンクシーが15日、自身のインスタグラムに新たな作品の画像を投稿した。新作は自宅のバスルームが舞台で、縦横無尽に走り回ったりいたずらしたりするネズミたちの姿が描かれている。
■1─3月の中国豚肉生産、前年比29%減 アフリカ豚コレラの影響で
中国国家統計局によると、2020年第1・四半期(1─3月)の中国の豚肉生産は前年同期比29.1%減の1038万トンとなった。アフリカ豚コレラの影響が続いているほか、新型コロナウイルスの感染拡大による打撃も受けた。
■サウジの財政・債務状況は良好、新型コロナ危機への体制は磐石=財務相
サウジアラビアのジャダーン財務相は、同国の財政状況と準備高は良好で、政府債務は比較的低水準とし、新型コロナウイルス危機に対しても体制は盤石であると述べた。
■独連立政権支持率が約3年ぶり高水準に、新型コロナ対策で好評価
ドイツの公共放送ARDの委託で調査機関DeutschlandTrendが実施した世論調査によると、メルケル首相率いる連立政権の支持率が約3年ぶりの高水準に上昇している。新型コロナウイルス感染拡大における対応が評価された。
■WHOとは何か 組織と活動の要点
世界保健機関(WHO)にスポットライトが当たっている。新型コロナウイルスとの地球規模の闘いを支える一方で、米トランプ政権からの資金拠出停止に直面しているためだ。
■新型コロナによる経済縮小、数十万人の子どもを死に追いやる恐れ=国連報告
国連は16日に発表したリポートで、新型コロナウイルスによる世界経済の縮小により、今年は数十万人の子どもが死亡し、数千万人が貧困に陥る可能性があると警告した。
■米政府、中国に医療用防護具の輸出基準見直し要請 迅速な供給へ
米政府は中国に対し、新型コロナウイルスへの対応で必要な防護具の迅速な供給が阻害されないよう、これら防護具の輸出に関する新たな品質基準を見直すよう要請した。国務省報道官が16日、明らかにした。
■メキシコ、6月1日からの経済正常化を模索 対策順守が必須=大統領
メキシコのロペスオブラドール大統領は16日、学校や企業の再開を含む正常化を6月1日に開始することを模索していると明らかにした。ただし、人々が新型コロナウイルス感染対策措置を順守することが必須としている。
■イランの新型コロナ死者、公式発表の倍近くも=国会報告書
イランの国会調査センターは16日、国内の新型コロナウイルス感染者・死亡者数の実態が保健当局の発表をはるかに上回る可能性がある、との報告書を公表した。
■豪、社会的距離保つ措置を1年継続も 交代制の登校も検討
オーストラリアのモリソン首相は17日、新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向けた措置がさらに1年延長される可能性もあると述べた。
■新型コロナ問題、アフリカや新興国に支援強化を=IMF専務理事
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は16日、アフリカ諸国や他の新興国が新型コロナウイルスの大流行による経済的および医療的な苦境を乗り切るために、官民一体で支援を強化すべきだと訴えた。
■中国、世銀に最貧国の債務返済猶予を呼びかけ
中国は16日、世界銀行に対し、新型コロナウイルスの感染拡大に対処する最貧国の債務返済を猶予するよう呼びかけた。
■独自工会、インセンティブの拡充を要求 低排ガス車の需要喚起で
ドイツ自動車工業会(VDA)は16日、低排ガス車の需要を回復させるため、インセンティブの拡充を求める意向を示した。
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