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アメリカ経済トランプ、新型コロナウイルス対応で減税など「大規模経済対策」10日に会見
トランプ米大統領は、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、ホワイトハウスが景気を下支えするため、給与税の引き下げなどの措置を議会民主党と10日に協議すると明らかにした(2020年 ロイター/Jonathan Ernst)
トランプ米大統領は9日、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、ホワイトハウスが景気を下支えするため、給与税の引き下げなどの措置を議会民主党と10日に協議すると明らかにした。
トランプ氏はホワイトハウスで会見し、給与税引き下げなどの景気下支えに向けた措置は、かなりの規模になると強調した。
詳細には触れなかったが、10日に記者会見を行う予定。
またペンス副大統領は、政府が議会と有給の病気休暇について協議していることを明らかにした。この問題についてはすでに民主党が検討を進めている。
ジョンズ・ホプキンス大学によると、米国で確認された新型ウイルス感染者は605人で、死者はワシントン州で3人増えて合計25人となった。世界の感染者は11万3584人で、死者は3996人。
またトランプ政権は、数日以内に銀行、病院、医療保険業界の幹部とも協議する予定。
給与税は一律での引き下げが検討されている。また米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長をはじめ政権内では、具体的な税額控除や一部の業界や打撃を受けた分野に対する融資や直接の補助金も取り上げられている。
米共和党のテッド・クルーズ上院議員と下院のポール・ゴサール議員、ダグ・コリンズ議員、マット・ゲーツ議員の4人は、2月下旬の保守派集会への出席後にウイルス陽性反応が出た人物と接触したとして、自主的に隔離措置をとると発表した。
このうちゲーツ議員は9日にトランプ大統領と大統領専用機に同乗している。
大統領首席補佐官に就任する予定のマーク・メドウズ下院議員も、11日まで自主隔離する。報道官が明らかにした。
トランプ大統領とペンス副大統領も同じ集会に出席していたが、ホワイトハウスによると、いずれも陽性反応が出た出席者とは接触していない。
ホワイトハウスはその後、トランプ大統領は新型コロナウイルスの検査を受けていないと発表した。ペンス副大統領も受けていない。
*内容を追加しました。
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