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パンデミックイタリア、新型コロナウイルスの死者3405人で中国超える 感染は15%増で4万人突破
イタリアで19日、新型コロナウイルス感染による死者がウイルス発生源とされる中国を上回った。ソレントで撮影(2020年 ロイター/CIRO DE LUCA)
イタリアで19日、新型コロナウイルス感染による死者がウイルス発生源とされる中国を上回った。
イタリア政府当局によると、新型コロナ感染による死者は過去24時間で427人増え、3405人に達した。中国でこれまでに確認されている死者は3245人。
イタリアでの感染者数は前日比14.9%増の4万1035人。中国の8万0907人を大きく下回る。
これまでに回復した患者は4400人と、前日の4025人から増えた。一方、集中治療室で治療を受けている患者も2498人と、前日の2257人から増加した。
イタリアでは感染拡大に向け全土で移動制限が出され、事実上封鎖されているが、感染拡大終息の兆しがみられない中、イタリア政府はこうした措置をさらに厳格化する可能性を検討している。
移動制限がどの程度守られているかも不明で、内務省によると、この1週間で120万人超が警察に移動を止められ、5万1000人が規則違反者として報告されている。
地元紙コリエレ・デラ・セーラによると、コンテ首相は店舗や学校の閉鎖を延長する方針を検討しているという。現行では大半の店舗閉鎖が少なくとも25日まで、学校閉鎖が4月3日までとなっている。
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