中国政府、武漢の交通遮断で新型肺炎を封じ込め
China Is Quarantining a City of 11 Million to Contain the Coronavirus
こうしたなか米疾病対策センター(CDC)は21日、武漢への渡航の警戒レベルを引き上げ、渡航者に対しては「これまで以上の予防措置を取る」よう勧告。英外務省は市民に対して、どうしても必要な場合を除き武漢への渡航を控えるよう勧告し、渡航の際は徹底した予防措置を講じるようにと呼びかけている。
アメリカでは21日に初めて新型コロナウイルスの感染例が確認されたが、全国的にはまだ落ち着いている。感染が確認されたのは、最近武漢を訪れて1月15日にワシントン州シアトルの空港に到着した男性。現在もシアトル郊外の病院に隔離されているが、容体は安定しているということだ。この事態を受けてCDCは、国内の複数の空港で検疫態勢を強化する計画を発表。武漢から到着する直行便や乗継便の受け入れを1つの空港に限定し、乗客の検査を実施する方針だ。
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