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朝鮮半島金正恩の強硬路線転換へ備え? 米韓特殊部隊、潜入・要人生け捕り訓練を実施
米朝関係が緊張する中、米韓の特殊部隊が敵国の施設に潜入する訓練を行っていたことが、米国防総省の内部機関が公表した写真で明らかになった。提供写真。群山空軍基地で11月撮影(2019年 ロイター/ Capt. David J. Murphy/U.S. Air Force/DVIDS)
米朝関係が緊張する中、米韓の特殊部隊が敵国の施設に潜入する訓練を行っていたことが、米国防総省の内部機関が公表した写真で明らかになった。
訓練は接近戦の定期的な共同訓練で、韓国・群山の米軍基地で先月行われた。米韓の特殊部隊が施設を襲撃し、両手を後ろ手に縛られた男性を連れ出す姿が映されている。
韓国当局者は、反テロ対策の一環で行われた人質救出訓練だと説明。在韓米軍はコメントを控えている。
国防総省の内部機関がこうした写真を公表するのは異例。北朝鮮は対米交渉の期限を年末に設定している。
この訓練について最初に報じた韓国の朝鮮日報は、北朝鮮の要人を生け捕りにする訓練だと報道。既に削除された国防総省の動画には、北朝鮮軍の制服に似た軍服を着た男性が発砲で倒れ込む姿が映っていたという。
北朝鮮は過去に、米韓が「敵視政策」を通じて北朝鮮体制の転覆を狙っていると非難している。
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