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香港デモ香港で数千人が米に民主化支援求めデモ 一部が過激化し警官隊と衝突
香港の民主化支援を米国に求めるために8日行われた集会とデモ行進の後、一部若者が破壊や放火など過激な行動に走ったため、警官隊がショッピング街のコーズウェイベイ(銅鑼湾)付近で催涙ガスを発射して排除に動くなど、再び衝突が発生した。写真はコーズウェイベイで撮影(2019年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh)
香港の民主化支援を米国に求めるために8日行われた集会とデモ行進の後、一部若者が破壊や放火など過激な行動に走ったため、警官隊がショッピング街のコーズウェイベイ(銅鑼湾)付近で催涙ガスを発射して排除に動くなど、再び衝突が発生した。
この日は数千人の人々が米国旗や民主化要求を記したプラカードを掲げながら行進し、米総領事館に請願書を手渡した。ただその後、ビジネス街のセントラル(中環)地区や、香港島中心部のワンチャイ(湾仔)地区からコーズウェイベイへ進んだデモ隊の一部が、建物のガラスを割り、地下鉄の駅の器物を損壊したほか、路上で放火などを始めたことから、警官隊とぶつかった。複数の逮捕者も出たもようだ。
こうした中でエスパー米国防長官は7日、中国に香港問題で改めて自制を促した。また米議会では今週の休会明け後に、中国をけん制するための法案が提出される可能性がある。民主党のシューマー上院院内総務は、共和党のマコネル院内総務に対して、米国香港政策法で認めている香港の特別な扱いを1年ごとに見直すことを義務付ける法案を、超党派で提示するよう呼び掛けた。
この法案は、香港の自治を損なう行為をした中国や香港の政府当局を制裁対象とすることも想定している。
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