トランプ関税、ユーロ圏成長率最大1%引き下げ=ギリシャ中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁(写真)は、トランプ米大統領の関税措置でユーロ圏の経済成長が0.5─1%ポイント鈍化する可能性があると述べた。4月7日付の英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで語った。2023年10月撮影(2025年 ロイター/Louisa Gouliamaki)
[7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は、トランプ米大統領の関税措置でユーロ圏の経済成長が0.5─1%ポイント鈍化させる可能性があると述べた。7日付の英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで語った。
欧州連合(EU)はトランプ関税に対抗するため、米国からの輸入品最大280億ドル相当に対する報復措置第1弾を数日中に承認する方針。
米国はEUに加盟する27カ国に、鉄鋼とアルミニウム、自動車に25%の輸入関税を発動。その他ほぼ全ての製品にも9日から20%の相互関税を課す。
ストゥルナラス氏は、世界貿易戦争がユーロ圏に大きな「マイナスの需要ショック」を引き起こし、欧州の経済成長に重くのしかかる危険があると警告。「成長率に顕著な悪影響が出れば、経済活動が予想よりはるかに弱まり、インフレ率が目標を下回る可能性がある」と語った。
ECBは、米国が欧州からの輸入品に一律25%の関税をかけた場合、ユーロ圏成長率は初年度に0.3%低下すると試算している。EUが報復関税を課せば、低下率は0.5%に拡大するという。
ストゥルナラス氏はFTに、米国の関税措置は「予想より悪く」、前例のない程度で「世界的な政策の不確実性」を生み出していると述べた。
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