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宇宙人類初の月へのハネムーン!? スペースX最初の契約乗客はZOZO TOWNの前澤CEO
9月18日、民間宇宙開発会社スペースXのイーロン・マスクCEOは、同社が計画している月周回旅行の初の搭乗者として、日本のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作CEO(写真)が契約を結んだと17日発表した。都内で7月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
民間宇宙開発会社スペースXのイーロン・マスクCEO(テスラCEO)は17日、同社が開発するロケット「ビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)」の初の搭乗者として、日本のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作CEOが月周回旅行の契約を結んだと発表した。
実現すれば、1972年の米アポロ計画以来、初めての有人月旅行となり、民間宇宙開発は新たな段階に入る。
BFRはまだ完成していないが、マスク氏は2022年に火星に向けた無人飛行を行い、2024年には有人飛行を実現するという構想を描いている。前澤氏が契約したロケットは月を巡る軌道を回る予定。同氏がこの契約のために支払った金額は明らかになっていない。
スペースXだけでなく、アマゾンCEOのジェフ・ベソス氏が立ち上げたロケット企業、ブルー・オリジン、英事業家リチャード・ブランソン氏が設立したヴァージン・ギャラクティックも民間宇宙船による宇宙旅行の実現に向けてしのぎを削っており、ヴァージンと契約した米映画俳優レオナルド・ディカプリオ氏など、まだ完成していないロケットの搭乗予約に名乗りを上げる有名人や資産家が相次いでいる。
ロイターは今年7月、ブルー・オリジンのロケット「ニュー・シェパード」に乗る短期の観光旅行には当初、少なくとも20万─30万ドルかかる可能性が高いと報じた。
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