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ドイツ独メルケル首相の保守連合、支持率が過去最低に 極右は過去最高を記録
8月2日、ドイツのメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の支持率が過去最低に落ち込んだ。難民・移民政策を巡る内部対立が痛手となった。一方、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の支持率は過去最高となった。写真はCDUの選挙用政党ポスター。昨年9月にボンで撮影(2018年 ロイター/Wolfgang Rattay)
ドイツのメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の支持率が過去最低に落ち込んだ。難民・移民政策を巡る内部対立が痛手となった。一方、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の支持率は過去最高となった。
公共放送ARDの委託でインフラテスト・ディマップが行った調査によると、CDU・CSUの支持率は29%と7月上旬から1ポイント低下し、過去最低となった。
AfDの支持率は1ポイント上昇し、過去最高の17%となった。
2017年9月の連邦議会選挙では、CDU・CSUの得票率が32.9%、AfDは12.6%だった。
CDU・CSUと大連立を組む社会民主党(SPD)の支持率は7月上旬から変わらずの18%となった。
調査では、SPDのマース外相が最も人気の高い政治家であることも明らかになり、同じくSPDのショルツ財務相が2位、メルケル首相は3位となった。
左派党の支持率は変わらずの9%、企業よりとされる自由民主党(FDP)は1ポイント低下の7%、緑の党は1ポイント上昇の15%となった。
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