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中東イスラエル「領空侵犯」のシリア戦闘機を撃墜 シリアは領空内と主張し緊張高まる

7月24日、イスラエル政府は、ゴラン高原上空でイスラエル領空を侵犯したシリアの戦闘機を撃墜したと発表した。イスラエルとシリアの国境で上がる爆炎。23日イスラエルで撮影(2018年 ロイター/Ronen Zvulun)
イスラエル政府は24日、ゴラン高原上空でイスラエル領空を侵犯したシリアの戦闘機を撃墜したと発表した。一方、シリア政府は、この戦闘機は「シリア領空」で反政府組織との戦闘に参加している際に撃墜されたと主張しており、両国が国境を接するゴラン高原で緊張が一段と高まっている。
ロシアの支援を受けるシリア政府軍がゴラン高原に近い反政府勢力の支配地域の制圧を進める中、イスラエル側は、シリアがイスラエルと締結した1974年国連停戦協定に違反する可能性を懸念し、警戒を強めている。
イスラエル軍は、イスラエル領空に2キロメートル侵入したシリアの戦闘機に地対空ミサイル「パトリオット」を発射したと説明した。
シリア政府に近い筋によると、戦闘機のパイロットは死亡した。


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