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中米メキシコ大統領選、 左派ロペスオブラドールが勝利へ 米国と対立緊迫化?
7月1日、メキシコで現職ペニャニエト大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投票が1日に行われた。出口調査によると、左派候補のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏(64)が勝利する見込みとなった。写真は投票するロペスオブラドール氏。メキシコシティで撮影(2018年 ロイター/Alexandre Meneghini)
メキシコで現職ペニャニエト大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投票が1日に行われた。出口調査によると、左派候補のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏(64)が勝利する見込みとなった。
同氏は米国への経済依存の低下を掲げており、より民族主義的な政策を打ち出すとみられる。米国との関係の緊迫化により、一部の投資家が動揺する可能性がある。
与党の制度的革命党(PRI)から出馬しているホセ・アントニオ・ミード氏は敗北を宣言。ロペスオブラドール氏には次期政権を担う責任があり、成功を祈ると述べた。
投票結果の公式な「速報」は0400GMT(日本時間午後1時)ころ発表される。
コンサルタント会社が実施した出口調査によると、大統領選に合わせて実施された州知事選で、ロペスオブラドール氏率いる新興政党「国家再生運動(MORENA)」の候補者らがベラクルス、モレロス、チアパス、タバスコ州で勝利する見込み。調査はこの日行われた9つの地方選のうち6つを対象としており、予想通りロペスオブラドール氏が当選する見込みであることを示唆した。
調査会社パラメトリアの出口調査によると、ロペスオブラドール氏の得票率は53―59%に達し、他の候補者2人を大幅に上回る見込み。TV局テレビサ向けにコンサルタ・ミトフスキーが行った調査によると、同氏の得票率は43―49%となるという。
2社を含む調査によると、同氏は少なくとも20%ポイントを超える大差で勝利する可能性が高い。
ロペスオブラドール氏が勝った場合、メキシコで数十年ぶりに左派の大統領が誕生することになる。
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