水中ではないのに子供が溺れる「乾性溺水」に注意
2018年6月1日(金)17時30分
急性の場合、急激な息切れやあえぎ、発汗、咳き込んでピンクの泡状の唾を吐くなどの症状が現れる。肌が灰色になったり目まいが起きたりするのは、血圧低下のサインでもある。咳や胸の痛み、呼吸困難や疲労、異常行動を伴う場合もあり、脳の酸素不足の可能性を示している。
米国救急医学会のマーク・ライター元会長は、子供が水遊び中に危ない目に遭ったら、その後24時間は目を離さないように、とウェブMDで注意を呼び掛けている。一般的には、直ちに適切な治療を行えば完治が可能。重要なのは、水中でも水から上がった後でも親がわが子の変化を見逃さないことだ。
[2018年5月29日号掲載]
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