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エンターテインメントスイッチ大ヒットの任天堂、「スーパーマリオ」で映画製作へ
2月1日、任天堂の君島達己社長は経営方針説明会で、米イルミネーション・エンターテインメントと共同で、「スーパーマリオ」アニメ映画の企画開発を開始すると発表した。写真は昨年1月、ニンテンドースイッチの制作発表会見で披露された「スーパーマリオ」のアニメーション。東京で撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)
任天堂<7974.T>の君島達己社長は1日の経営方針説明会で、米映画会社ユニバーサル・スタジオ傘下のアニメ製作会社イルミネーション・エンターテインメントと共同で「スーパーマリオ」アニメ映画の製作を始めると発表した。任天堂とユニバーサル・ピクチャーズが共同出資し、ユニバーサルが全世界に向けて配給する。公開時期などは未定。
大ヒットとなっている家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」については「北米では(1億台を売る大ヒットとなった)Wiiを上回る過去最速ペースの立ち上がりになっている」などと述べ、今後の展開に自信を示した。有力な自社タイトルが早期にそろったことがヒットにつながったと分析。「ソフトメーカーがスイッチが普及の軌道に乗ったことを確認したことで、タイトルの供給が今後さらに加速する手応えを得ている」と語った。
一方、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」については「スイッチ発売後も販売ペースを大きく落とすことなく、引き続き安定して売れている」とし、「スイッチとすみ分けを行って、ビジネスを並走させていく」方針を明らかにした。ただ「いろいろな可能性を検討している」とも述べ、後継機に含みを残した。
説明会ではこのほか、スマートフォン向けに「マリオカートツアー」を来期中に配信することや、スイッチ向けの有料オンラインサービスを今年9月に始めることも併せて発表された。
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