自転車大国オランダ、信号機を消してみたら起きたこと...
2017年10月10日(火)18時30分
過去には、オランダの人口5万人の小さな町ドラハテンで同様に、試験的に信号を撤去したら良好だったため、2006年に完全に撤去したという実績がある(ただしこの時は代わりにラウンドアバウト/環状交差点を採用した)。
自転車が主要な街ではないが、オランダを真似て交差点の信号を取り払ったら、交通がスムーズになったり事故が減ったという実験結果は、ドイツ(2008年)や英国(2009年)でもあったようだ。
今回は首都で、しかも交通量の多い交差点での実験だった。ピーター・リチェンス副市長(交通担当)は、「今回(アレクサンダープレイン)の実験から、より少ない規制が責任につながり、道路を使用する人たちが注意深くなるということが分かった」と成果を述べている。
試験的運用があまりにもうまくいったので、アレクサンダープレインの信号は数カ月間にわたる試験が終了した後、完全に取り払われた。これを機に、アムステルダム市は交差点の信号撤去を市内の他の場所にも拡大する方向だという。
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