最新記事

英王室

入学早々「学校に行きたくない病」にかかった英ジョージ王子

2017年10月4日(水)19時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

9月7日にトーマス・バタシーに入学したジョージ王子 Richard Pohle-REUTERS

<本格的に学校がスタートしたジョージ王子は、すでに「学校に行きたくない病」にかかってしまったよう。困った父親のウィリアム王子がママ友に語った本音は......>

ロンドン市内の私立小学校「トーマス・バタシー」に入学したばかりの英王室ウィリアム王子の長男ジョージ王子の学校生活は、どうやら順風満帆ではない。

9月7日に、4歳から13歳までの男女560人が学ぶ学校に通い始めてから約1カ月が経とうとしているが、早くも学校に行くのを嫌がっているという。複数メディアによると、父親のウィリアム王子は、ジョージ王子の同級生の保護者に心境を漏らしている。

(ウィリアム王子は1人の親に「さっきジョージを車から降ろしたんだけど、学校に行きたがらない」と漏らしていた)

【参考記事】キャサリン妃第3子懐妊で、英王位継承順位はこう変わる!

英テレグラフのインタビューに応えたルイーズ・スミス(31)は2人の子供持つ母親。バッキンガム宮殿の式典に参加したときウィリアム王子と話したようで、「学校まで送って行ってジョージ王子を車から降ろそうとすると、行きたくなさそうだったみたい」と明かした。続けて「どこの子供も似たようなものね」と言った。

経験した人も多いだろう、学校に行きたくないという気持ち。居心地の良いケンジントン宮殿から出て、新たに出会う人と環境に慣れるのは大変なことだが、社会に出るためには通らなければならない道だ。

怪しいストーカー女が逮捕

実はジョージ王子が学校に通い始めてすぐ、同校で事件が起こった。英テレグラフによれば、トーマス・バタシーに侵入し窃盗を働いた疑いで40代の女が9月13日に逮捕された。

同校に侵入した女は、しばらくの間学校の敷地内に滞在。翌日の同じ時間帯にも付近に現れたのを見つかり、2度目の侵入を試みたがあえなく御用となった。

入学間もないジョージ王子は午前中だけの通学だったため、女がいたとされる時刻に学校にいたわけではないが、年間の授業料が1万8000ポンド(約250万円)と高額ながらセキュリティ対策が甘いという声が上がった。

女の犯行動機は明らかになっていないが英デイリーメールによると、女はウィリアム王子とキャサリン妃の熱狂的なファンだったという。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏とゼレンスキー氏が「非常に生産的な」協議

ワールド

ローマ教皇の葬儀、20万人が最後の別れ トランプ氏

ビジネス

豊田織機が非上場化を検討、トヨタやグループ企業が出

ビジネス

日産、武漢工場の生産25年度中にも終了 中国事業の
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは? いずれ中国共産党を脅かす可能性も
  • 3
    トランプ政権の悪評が直撃、各国がアメリカへの渡航勧告を強化
  • 4
    健康寿命は延ばせる...認知症「14のリスク要因」とは…
  • 5
    アメリカ鉄鋼産業の復活へ...鍵はトランプ関税ではな…
  • 6
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 7
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 8
    ロシア武器庫が爆発、巨大な火の玉が吹き上がる...ロ…
  • 9
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 10
    関税ショックのベトナムすらアメリカ寄りに...南シナ…
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?...「偽スーパーフード」に専門家が警鐘
  • 3
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初期に発見される
  • 4
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 5
    女性職員を毎日「ランチに誘う」...90歳の男性ボラン…
  • 6
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 7
    『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』は必ず…
  • 8
    自宅の天井から「謎の物体」が...「これは何?」と投…
  • 9
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪…
  • 10
    トランプ政権はナチスと類似?――「独裁者はまず大学…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 6
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中