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ISIS武装勢力が占拠の比マラウィ、住民5人の首無し遺体発見

2017年6月29日(木)12時45分

別の軍報道官はこれより先、マラウィで多数の市民が殺害された可能性が高く、27人の死亡が確認されているとしていた。

軍は残虐行為の例として、住民に民家略奪や戦闘、性の奴隷を強要することなどを挙げた。

今回の武装勢力によるマラウィ占拠は、中東で支配地域を失いつつあるISが、東南アジアにおいて予想以上に大きな影響力を持ち始めている兆候ではないかと、同地域に緊張が走っている。

特にマレーシアやインドネシアなど、自国出身の戦闘員が今回マラウィを占拠したIS系「マウテグループ」に含まれていたことで、このグループが知らないうちに国境を超えたネットワークを形成している可能性について懸念を抱いている。

[マラウィ(フィリピン) 28日 ロイター]


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