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米外交トランプ「パリ銃撃、仏大統領選に多大な影響」 移民制限で関心?
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4月21日、トランプ米大統領は、仏パリ中心部で前日発生した銃撃事件が23日に実施される仏大統領選第1回投票の結果に影響を及ぼすとの見方を示した。前日撮影(2017年 ロイター/Aaron P. Bernstein)
トランプ米大統領は21日、仏パリ中心部で前日発生した銃撃事件が23日に実施される仏大統領選第1回投票の結果に影響を及ぼすとの見方を示した。
トランプ氏はツイッターで「パリでまたテロ攻撃が起きた。フランス国民はこれ以上耐えられないだろう。大統領選に大きな影響を与える」と述べた。
銃撃事件では、警官1人が死亡、2人が負傷。過激派組織「イスラム国」(IS)がISと関連のあるAMAQ通信を通じて犯行声明を発表した。
事件を受け、仏大統領選に出馬している極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首は、国境検問を直ちに再開し、諜報機関の監視対象となっている外国人を国外に退去させるべきだと主張した。ルペン氏はフランスの主要候補者で唯一、米大統領選期間中にトランプ氏への支持を表明していた。
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