首を吊った元NFLスター、アーロン・ヘルナンデスは精神変容ドラッグ「スパイス」に侵されていた?
2017年4月26日(水)17時48分
さらに、ジョーンズの一件のわずか1カ月前には、当時NFLドラフトの有力候補とみられていたミシシッピ大学の人気選手、ロバート・ケムディッチが、アトランタのホテルで「何者かに追われている」という幻覚に襲われ、ガラス窓を破って約4.5m下の地面に落下するという騒ぎを起こしている。下にあった茂みに受け止められ、一命は取り留めた。彼も当時、合成マリファナを使っていたとみられている。
【参考記事】米ビール業界を襲うマリファナ「快進撃」
スポーツ選手以外でも事件は数多い。4月なかばにも、ニュージャージー州ニューアークでスパイスのようなドラッグを使用した約40人が、気分が悪くなったと訴え、死者こそ出なかったものの多くが病院に搬送されて治療を受けた。被害者の多くはホームレスで、捜査当局がこの騒動のもとになったドラッグの提供源について捜査を進めている。
捜査当局によれば、ニューヨーク市のブルックリンやフロリダ州セントピーターズバーグでも、数カ月前から、スパイスの使用や過剰摂取に関する事件が急増しているという。
(翻訳:ガリレオ)
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