WorldVoice
【写真特集】置き去りにされた被災者家族の願い
2017年2月20日(月)18時00分
木村さんに協力して瓦礫の山を捜索する団体「福興浜団」。木村さんを筆者に紹介してくれたのは団体を主宰し、自らも南相馬市で家族の捜索を続ける上野敬幸さん(16年1月)
昨年12月11日にはあごの骨が見つかり、木村さんは5年9カ月ぶりに娘を自分の手で直接抱き上げた
積み上げられた瓦礫の山。点々と骨が見つかっている状況から、汐凪ちゃんは気付かれないまま瓦礫と一緒に運ばれたと考えられる(16年1月)
遺骨の一部を受け取った木村さんは岡山県にある深雪さんのお墓に汐凪ちゃんを連れていった(17年1月)
撮影:岩波友紀
1977年長野県生まれのフォトジャーナリスト。福島市在住。日本の全国紙のスタッフ・フォトグラファーを経て、現在はフリーとして東日本大震災と福島第一原発事故の取材も続ける。近著に写真集『1500日 震災からの日々』(新日本出版社刊)
Photographs by Yuki Iwanami
<2017年1月31日号掲載>
[2017年1月31日号掲載]
今、あなたにオススメ
PICK UP
新着