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中国中国共産党、天津市市長を調査 習主席が政敵一掃のため腐敗撲滅運動を利用?
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9月10日、中国共産党の中央規律委員会は、天津市の黄興国市長(写真)が「重大な規律違反」の疑いで調査を受けていると発表した。昨年4月撮影(2016年 ロイター/China Stringer Network)
中国共産党の中央規律委員会は10日、天津市の黄興国市長が「重大な規律違反」の疑いで調査を受けていると発表した。
黄興国氏は2008年に天津市の市長に就任。同市の党委員会代理書記でもある。
天津市では昨年8月、倉庫で大規模爆発が起こり、約170人の犠牲者が出た。事故のあった倉庫が住宅地近くに建てられたことから犠牲者の数が膨らんだとの批判が出ていた。
天津市では尹海林副市長も規律委員会の調査を受けていることが先月明らかになった。
天津市の新聞は10日、黄興国市長が地元の学校を訪問して教員らを称賛する様子を伝えたばかりだった。
習近平国家主席が政敵を一掃するために腐敗撲滅キャンペーンを利用しているとの指摘もある。
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