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ジカ熱シンガポールでジカ熱国内感染41例確認、200人体制で拡大防止へ
2016年8月30日(火)10時45分
8月29日、シンガポールは、外国人の建設作業員を中心に41例のジカ熱国内感染を確認したと明らかにし、今後感染例はさらに増加するとの見通しを示した。写真はブラジルのカンピーナスで2月撮影(2016年 ロイター/Paulo Whitaker)
シンガポールは、外国人の建設作業員を中心に41例のジカ熱国内感染を確認したと明らかにし、今後感染例はさらに増加するとの見通しを示した。
保健・環境当局は声明を発表し、感染者のうち7人を除いて全員が全快したと述べた。 7人はまだ入院中という。
最初の国内感染例は27日、南東部在住のマレーシア人女性(47)だった。全感染者にジカ熱感染地域への最近の渡航歴がなかったため、声明は「このことは国内感染の発生を示している」と述べた。
さらに「一部の陽性反応者は他地域在住・在勤で、コミュニティ間の感染拡大の可能性が否定できず、今後感染例が増えるだろう」と述べた。
政府は28日午前、居住地域を中心に環境当局職員200人を展開し、蚊の繁殖を防ぐため下水の掃除や殺虫剤の散布を行ったという。
[シンガポール 28日 ロイター]
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