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テロパリ北部で銃撃戦、同時攻撃の容疑者2人死亡
同時多発攻撃を首謀したとされるベルギー国籍の容疑者を捜索中に銃撃戦が発生
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11月18日、パリ北部サンドニ地区で、警察の特殊部隊が同時多発攻撃の容疑者を捜索中に銃撃戦が発生した。警察関係者が明らかにした。写真はサンドニ地区を警備するフランスの特殊部隊、18日撮影(2015年 ロイター/Christian Hartmann)
パリ北部サンドニ地区で18日、警察の特殊部隊が同時多発攻撃の容疑者を捜索中に銃撃戦が発生した。警察関係者が明らかにした。
司法筋によると、捜索活動の対象の1人はパリ同時多発攻撃を首謀したとされるベルギー国籍のアブデルハミド・アバウド容疑者(27)。現場は同時攻撃が起きた国立サッカー競技場の近くで、同容疑者は仲間とともにアパートに潜伏していたとみられる。
関係筋によると、銃撃戦で容疑者2人が死亡。うち1人は女で自爆した。別の2人の拘束に向け作戦が続いているという。仏テレビの中継によると、現場では銃声や爆発音が響いている。
また、現地報道によると、複数の警官が銃撃され負傷した。
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