家族仲は険悪に...4姉妹ユニット「シスター・スレッジ」から脱退後「末っ子キャシー」はどうなった?
In Need of “We Are Family”
今は娘のクリステン・ガブリエルと一緒に、ポッドキャストで「ファミリー・ルーム」と題する番組を主催し、自分たちのステージ衣装のデザインにも深く関わっている。「ウィー・アー・ファミリー」をベースにしたミュージカルの構想もある。
仕事には「いろいろな道」があり、自分はどの道も「存分に楽しんでいる」とキャシーは言う。だから、今さら姉たちと一緒にステージに立ちたいとは思わない(なお2番目の姉ジョニは17年に死去している)。
「ある友人に、『自分のやりたいことは分かってるつもりだけど、人生の目的を見つけるには一生かかるかも』と言われたことがある。でも今の私は、自分の人生の目的を見つけたような気がする」とキャシーは言い、こう続けた。
「それは歌でみんなを元気にすること。今までのように歌い、書き、やり続けるだけ」
キャシーはまた、歌以外の自分の才能を世界に示し、創造的な可能性を実現できる「プロデュースという仕事にワクワクしている」とも語った。今の彼女にとって最も重要なのはプロデューサー業であり、シスター・スレッジの再結成は後で考えればいいと思っている。
「おかしな話だけど、知っておいてほしいのは、私たちはずっとこうやってきたということ、そして新たな領域に入るのは新鮮だということ」だと、彼女は言う。「シスター・スレッジの再結成を完全に否定はしない。でも今は自分の手がけている仕事をもっと追求していきたい」