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「ノーと言われても、くじけたらダメ」──アメリカの「女性起業ブーム」の背景とは?

The Changing Face of Entrepreneurship

2023年04月14日(金)13時22分
ケリー・アン・レンズーリ(ジャーナリスト)

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靴ブランドを立ち上げた五輪金メダリストのフェリックス WALLY SKALIJーLOS ANGELES TIMES/GETTY IMAGES

ハーバード・ビジネス・レビュー誌で先ごろ発表された論文によれば、女性が経営する企業で、最初の資金調達を女性のVCからのみ受けたところは、男性のVCからも資金を受けた企業と比べ、2回目の資金調達に進める割合は半分だったという。

だが男性が経営する企業では、そうした違いは表れなかった。男性投資家と組めば能力を評価された結果だとみてもらえるが、女性投資家と組むと、同性だから出資を受けられたのだと思われてしまうのだという。

腹立たしい話ではある。だがそんな障害にもかかわらず、起業し会社を大きくしようと頑張る女性はどんどん増えている。この後の記事ではそんな女性起業家たちを紹介する。


自分も起業を考えている人にとっても参考になるだろう。五輪陸上女子の金メダリストで、女性向け靴ブランドのセイシュを立ち上げたアリソン・フェリックスはこう語る。

「『ノー』と何度も言われることになるだろうけれど、それでくじけたり、行く手を阻まれては駄目だ」

パズル会社ジギーの創業者ケイリン・マーコットは言う。「従業員から起業家への転身は、最終的には自分への賭けだ」。

現在の不安定な経済状況の下、もし新しいビジネスのアイデアがあって、それを形にするのがあなたの夢ならば、そこに懸けてみるのは悪くないはずだ。

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