「アバンギャルド過ぎる」キャサリン妃の黒いグローブについての論争とは
Kate Middleton's BAFTA Gloves Were Risky but 'Avant-Garde': 'Fashion Icon'
しかし、先のミランダ・ホルダーは別の意見のようだ。
「キャサリン妃は、夢のような白いアレキサンダー・マックイーンの衣装でレッドカーペットに舞い降りてきました。シルエットにも忠実で、ベルトで細い腰を強調し、柔らかくうねるAラインがわずかに広い肩とのバランスを取っています。いつものように『ファッションでアクション』を上半身で表現しています。今回、アシンメトリーな衣装を選ぶことで、華奢なデコルテもあえて披露しました。その効果を最大限に引き出すために髪も後ろに下したのです。それは、今までの『伝統的なキャサリン妃』に別れを告げたということです」
むしろキャサリン妃のファッションで注目すべき点はZARAのイヤリングを選択したことだとホルダーは述べる。
「キャサリン妃のエレガンスは、安価なものも豪華に見せる力があるということです。そのことを多くのキャサリン妃ファンにも証明してみせたのです」
また、黒のグローブについてはキャサリン妃の選択であったとホルダーは述べる。
「とても柔らかくフェミニンな衣装を官能的に昇華させただけでなく、ウィリアム皇太子の真っ黒な衣装を補う効果をもたらしました。オペラグローブは流行ではありませんが、これによって『ファッション・アイコン』としてのキャサリン妃の地位が確固たるものとなりました」
キャサリン妃が英国アカデミー賞授賞式にアレキサンダー・マックイーンを着用したのは、全5回参加のうち4回目である。それもそのはず、2011年の自身のウェディングドレスを手がけたクリエイティブ・ディレクターのサラ・バートンと長年に渡る信頼関係を築いているからである。
今回はアレキサンダー・マックイーンのドレスにジミー チュウ(JIMMY CHOO)の黒いベルベットのクラッチバッグとメーガン妃もお気に入りのアクアズーラ(Aquazzura)のパンプスを合わせた。