メーガン妃のお気に入りブランド、アンバサダーは別のプリンセスに
Meghan Markle's Favorite Shoe Designer Appoints Royal Brand Ambassador
2017年11月27日、ケンジントン宮殿で婚約会見を開いたときもアクアズーラのパンプスを着用したメーガン妃 Toby MelvilleーREUTERS
<世界の王妃、王女たちが愛用している高級靴ブランドが「ブランド・アンバサダー」に意外な人物を任命。メーガン妃が婚約会見時に履いていたブランドだが、実はファッション撮影に使用した靴を返却していないなど、騒がしくなっている>
メーガン妃が愛用する、高くそびえるハイヒールで有名な高級靴ブランドが「ロイヤル・ブランド・アンバサダー」を任命した。
そのブランドとはアクアズーラ(Aquazzura)で、高いヒールと「ボウタイパンプス」が有名で、メーガン妃が異なる色とヒールを数多く所有していることでも知られている。
この7月、そのアクアズーラが「新世代のアクアズーラ・ガールを完全に体現している」と発表したブランド・アンバサダーが、マリア=オリンピア王女だ。
マリア=オリンピア王女はギリシャのパウロス元王太子とマリー・シャンタル妃の長女で、1973年の王政廃止までギリシャ国王だったコンスタンティノス2世元国王とアンナ=マリア元王妃の孫にあたる。
現在はソーシャライツとして、ニューヨークとイギリスを行き来しているマリア=オリンピア王女は、エリザベス女王とフィリップ殿下[エディンバラ公]の双方を通した親戚で、ヘンリー王子とも遠戚筋にあたる。
7月21日に刊行された、イギリス人作家トム・バウワーによる、ヘンリー王子とメーガン妃の暴露本『Revenge: Meghan, Harry and the war between the Windsors(復讐──メーガン、ハリー、そしてウィンザー家との戦い』の中で、メーガン妃が結婚前に行ったファッション撮影の際に、リースしたアクアズーラの靴を返却しなかったという主張でも、今、話題のブランドとなっている。
イギリスの「タイムス」紙にこの話題が掲載された直後、メーガン妃とヘンリー王子はニューヨークのレストランにディナーに出かける様子がキャッチされているが、メーガン妃が黒のアクアズーラのヒールサンダルを「反抗的に」履いて公の場に姿を現したことも話題となった。なお、夫妻の代理人は、この本と靴の返却の件については声明を出していない。
一方、マリア=オリンピア王女のブランド・アンバサダー就任を発表したアクアズーラは、「(デザイナーの)エドガルド・オソリオがマリア=オリンピア王女を『絶対的な現代美』と評している」とプレスリリースを出している。
洗練された職人技と華やかな装飾、複雑な色彩を融合させたアクアズーラは、エドガルド・オソリオがフィレンツェを拠点に2012年に設立。2023年のリゾートコレクションでは、マリア=オリンピア王女とのコラボレーションを発表予定で、次のようなコメントを出している。