最新記事

英王室

メーガン妃のお気に入りブランド、アンバサダーは別のプリンセスに

Meghan Markle's Favorite Shoe Designer Appoints Royal Brand Ambassador

2022年07月30日(土)12時38分
ジェームズ・クロフォード=スミス
メーガン妃

2017年11月27日、ケンジントン宮殿で婚約会見を開いたときもアクアズーラのパンプスを着用したメーガン妃 Toby MelvilleーREUTERS

<世界の王妃、王女たちが愛用している高級靴ブランドが「ブランド・アンバサダー」に意外な人物を任命。メーガン妃が婚約会見時に履いていたブランドだが、実はファッション撮影に使用した靴を返却していないなど、騒がしくなっている>

メーガン妃が愛用する、高くそびえるハイヒールで有名な高級靴ブランドが「ロイヤル・ブランド・アンバサダー」を任命した。


そのブランドとはアクアズーラ(Aquazzura)で、高いヒールと「ボウタイパンプス」が有名で、メーガン妃が異なる色とヒールを数多く所有していることでも知られている。

この7月、そのアクアズーラが「新世代のアクアズーラ・ガールを完全に体現している」と発表したブランド・アンバサダーが、マリア=オリンピア王女だ。

アクアズーラ公式インスタグラムでのマリア=オリンピア王女


マリア=オリンピア王女はギリシャのパウロス元王太子とマリー・シャンタル妃の長女で、1973年の王政廃止までギリシャ国王だったコンスタンティノス2世元国王とアンナ=マリア元王妃の孫にあたる。

現在はソーシャライツとして、ニューヨークとイギリスを行き来しているマリア=オリンピア王女は、エリザベス女王とフィリップ殿下[エディンバラ公]の双方を通した親戚で、ヘンリー王子とも遠戚筋にあたる。

7月21日に刊行された、イギリス人作家トム・バウワーによる、ヘンリー王子とメーガン妃の暴露本『Revenge: Meghan, Harry and the war between the Windsors(復讐──メーガン、ハリー、そしてウィンザー家との戦い』の中で、メーガン妃が結婚前に行ったファッション撮影の際に、リースしたアクアズーラの靴を返却しなかったという主張でも、今、話題のブランドとなっている。

イギリスの「タイムス」紙にこの話題が掲載された直後、メーガン妃とヘンリー王子はニューヨークのレストランにディナーに出かける様子がキャッチされているが、メーガン妃が黒のアクアズーラのヒールサンダルを「反抗的に」履いて公の場に姿を現したことも話題となった。なお、夫妻の代理人は、この本と靴の返却の件については声明を出していない。

一方、マリア=オリンピア王女のブランド・アンバサダー就任を発表したアクアズーラは、「(デザイナーの)エドガルド・オソリオがマリア=オリンピア王女を『絶対的な現代美』と評している」とプレスリリースを出している。

洗練された職人技と華やかな装飾、複雑な色彩を融合させたアクアズーラは、エドガルド・オソリオがフィレンツェを拠点に2012年に設立。2023年のリゾートコレクションでは、マリア=オリンピア王女とのコラボレーションを発表予定で、次のようなコメントを出している。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

シリア新暫定政府に少数派が入閣、社会労働相には女性

ワールド

タイ、対米貿易黒字200億ドルに削減模索 農産物な

ワールド

マスク氏、州裁判官選挙に介入 保守派支持者に賞金1

ワールド

米テキサス・ニューメキシコ州のはしか感染20%増、
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 3

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 4

    話題の脂肪燃焼トレーニング「HIIT(ヒット)」は、心…

  • 5

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 3

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 4

    「なぜ隠さなければならないのか?」...リリー=ロー…

  • 5

    「ポリコレ」ディズニーに猛反発...保守派が制作する…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…

  • 3

    「日本のハイジ」を通しスイスという国が受容されて…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「なぜ隠さなければならないのか?」...リリー=ロー…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs

特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs

2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う