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メーガン妃「いじめ調査」結果はクロか? 「次は差別カードを切るはず」と王室作家

Meghan Markle Clearly Guilty Of Bullying, Otherwise She Would Have Been Exonerated

2022年06月25日(土)13時11分
キャサリン・アルメシン
メーガン妃

王室離脱前のメーガン妃(2020年1月) Daniel Leal-Olivas/Pool via REUTERS

<メーガンによる「いじめ疑惑」の調査結果を発表しない王室の判断は、実質的にこれを認め、また反論の機会も与えない「賢明」なものと評価>

2021年に浮上したメーガン妃による「いじめ疑惑」について、英王室は内部調査の結果を公表しないと発表した。これについて英王室に詳しい有識者が、メーガンのいじめは「事実」だから結果を公表しなかったのであり、その王室の判断は正しかったと分析した。

メーガンが英王室のスタッフをいじめていた疑惑に関する調査結果を「葬る」という、エリザベス女王の決定については、これまでも複数の王室専門家が意見を表明してきた。こうしたなか、新たに王室伝記作家のコリン・キャンベルが、自身のユーチューブチャンネルで王室の判断に支持を表明した。

「調査の結果、告発のとおりメーガンがいじめを行っていたことが判明したに違いない。そうでなければ、彼女は潔白だったという発表がなされているはずだし、メーガン自身もそう発表しているはずだ」とキャンベルは述べ、さらにこう続けた。「彼女が潔白だったという発表をしないことで、王室はメーガンがいじめを行ったと発表したも同然だ」

キャンベルは、調査開始時点で既に新しい体制が導入されていたことから、調査結果は公正なものだったとの見方を示した。彼女はまた、今回のことで王室は教訓を学び、今後スタッフがひどい扱いを受けることはないだろうとも指摘した。

メーガンお得意の「人種という切り札」も使えない

「調査結果を公表すれば、メーガンや彼女に同調する支持者たちが、それを基に議論をふっかけてくるだろう」と、故ダイアナ元妃の伝記を執筆したキャンベルは語った。

そしてその場合、メーガンや彼女の支持者たちはまたもや人種差別を盾に取るだろうとキャンベルは述べ、だが「肌の色は、どんな心を持っているか、どんな言葉を口にするかとは関係がないことだ」と主張した。

さらにキャンベルは、「調査結果が公表されれば大騒ぎになる。王室は対立や争いを招きたくないが、メーガンとハリー王子は対立や争いを生み出したいと考えている。2人は交際が発表されたその日から、人種差別を切り札として使ってきた」と述べ、さらにこう続けた。「そして彼らは今後も確実に、何かにつけて人種差別を持ちだしてくるだろう」

王室ジャーナリストで作家・評論家としても活動しているジョナサン・サセルドティも、調査結果を公表しないという英王室の判断は、良識的なものだったとの考えを表明し、次のように説明した。

「調査結果は公表されるべきではないと思う。王室をめぐるメロドラマのネタを提供する必要はない。王室の利益にならないし、王室がすべきことでもない」

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