最新記事

ファッション

キム・カーダシアン、マリリンの「歴史的ドレス」を損傷していた...専門家が怒りの投稿

Kim Kardashian Blamed For Causing Permanent Damage To Marilyn Monroe's Historic Dress

2022年06月15日(水)17時14分
アシュリー・パリヤ
キム・カーダシアン

Andrew Kelly-REUTERS

<ファッションの祭典「メットガラ」で注目を集めた歴史あるドレスだが、貸し出しによって取り返しのつかない破損があったと明らかに>

マリリン・モンローのドレスを、2022年のメットガラで着用して話題となった米大物セレブのキム・カーダシアンだが、このドレスの現在の状況を写した写真が公開され、その姿を見た人々からカーダシアンを批判する声が上がっている。というのも、1962年に当時のケネディ大統領の誕生日を祝ったモンローが着用していた歴史的なドレスが、破損していることが分かったからだ。

マリリン・モンローにまつわる品のコレクターとして知られるスコット・フォートナーの公式Instagramアカウント「The Marilyn Monroe Collection」は6月13日、現在のドレスの写真を投稿。そこには、ジッパーに沿った部分の生地がホックに引っ張られて伸びてしまっている様子や、一部のクリスタルのストーンが剥がれ落ちてしまっている様子が写っていた。

@marilynmonroecollection/Instagram

「こうなるほどの価値はあったのか?」

The Marilyn Monroe Collectionはこの写真に「こうなるほどの価値はあったのか?」とのコメントを添え、ドレスを保存する博物館「Ripley's Believe It or Not!」がカーダシアンに貸し出しを許可したことを批判。歴史的なドレスを着用するにあたり、そのコンディションを傷付けないことが最優先すべき事柄だったと訴えた。

Ripley'sも5月、貸し出しについて「このポップカルチャーの歴史に残る作品を傷付けないため、細心の注意を払った。衣類保存の専門家や鑑定士、記録の専門家たちの意見を取り入れ、この衣装のコンディションを最優先させた。『Believe It or Not!』は寸法直しなどは一切せず、キムはレッドカーペットを歩いた後にはレプリカに着替えたほどだ」としていた。

カーダシアン自身、ドレス貸し出しの話があった当初はサイズがまったく合わなかったことを認め「泣きたくなった」と認めている。結局、ハードな減量の末になんとかドレスを着ることに成功したようだ。

なお国際博物館会議は5月、「歴史的な衣装は公人・私人にかかわらず、誰も着用すべきではない」との声明を出している。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米南部、記録的寒波と吹雪で少なくとも12人死亡 9

ワールド

パリ協定再離脱、米石油・ガス業界は反対 トランプ政

ワールド

米軍、メキシコ国境に兵士1500人追加派遣へ さら

ワールド

メキシコ、米国から強制送還される人々の受け入れ施設
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…

  • 2

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 3

    メーガン妃とヘンリー王子の「山火事見物」に大ブー…

  • 4

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 5

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

  • 1

    メーガン妃とヘンリー王子の「山火事見物」に大ブー…

  • 2

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 3

    「男性に守られるだけのヒロイン像」は絶滅?...韓ド…

  • 4

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 5

    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…

  • 1

    ヨルダン皇太子一家の「グリーティングカード流出」…

  • 2

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 3

    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…

  • 4

    キャサリン妃の「結婚前からの大変身」が話題に...「…

  • 5

    韓国Z世代の人気ラッパー、イ・ヨンジが語った「Small …

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:トランプの頭の中

特集:トランプの頭の中

2025年1月28日号(1/21発売)

いよいよ始まる第2次トランプ政権。再任大統領の行動原理と世界観を知る