
チューリヒの町を案内するサンドラ・ブリュールマンさん Photo: Marc Bachmann
<一般的なイメージとは裏腹に、スイスにも貧困やホームレスの問題が存在する。そんな人たちを支援するために2013年、ある取り組みが始まった>
豊かに暮らせる国として知られるスイスは、物価は高いものの経済は安定し、社会保障は充実し、自然環境に優れている。そんなスイスにも、ホームレスはいる。町なかで見かけることはあまりないが、ホームレスの人や以前そうだった人の様子を、メディアが伝えている。
全国のホームレスの数は、把握なし
ホームレスの人たちは屋外のどこかで就寝している。自治体や民間の施設で、無料で飲食し、洗濯し、シャワーを浴び、ネットさえも使うことができる。
彼ら・彼女らが働けなくなった理由は、バーンアウト、失業、事業の失敗(破産)、事故や病気、離婚やパートナーとの別離、酒や薬物やギャンブルに依存など人それぞれだ。十分な収入がないと住居を失うことになり(スイスは約6割の人が賃貸住居に住む)、住居がないと定職も見つからず悪循環に陥る。
スイスにはワーキングプアを含めた貧困者の統計はあるが、ホームレスに限定した全国的な統計はない。今春発表された全国初の本格的な調査は、スイス第3の都市バーゼル市(人口20万人)のホームレスの数を浮かびあがらせた。バーゼル市には、約100人(50人が屋外生活、50人が緊急一時宿泊所滞在)のホームレスがいるという。このほか、約200人が、住む家はあるが自分自身では契約していない(一定期間、公的支援制度のアパートに入居したり、友人・知人宅に住んでいる)ハウスレスという結果だった。
【参考記事】ノーベル経済学賞受賞「実証的手法で貧困と戦う」3人への称賛と批判
珍しい「町ガイド」で、時給2800円を稼ぐ
バーゼル市に本部を置く人道支援団体スープリーズは、ホームレスやハウスレスを様々な形で支援している。同団体の主要援助は隔週刊の雑誌の路上販売で、ホームレスやハウスレスの人たちは、1冊売るたびに約300円の収入を得ることができる。
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