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「切り抜いて生理用品として使ってください」――先進国で靴下や新聞紙をナプキン代わりにする少女がいるという現実

2018年08月23日(木)17時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

「hey girls」を手掛けるAdam&Eve/DDBを率いる創設者のセリア・ハドソン自身も、2人の娘を持つシングルマザーだった。厳しい家計をやりくりする中で、生理用品を購入することの苦労を痛いほど経験し、同社を設立した。2人の娘は母の活動を応援している。

イギリスでは、生理用品が買えないことで、生理期間中に学校を休むケースも報告されている。毎月のこととなると学業に支障をきたすことになるし、衛生的にも良くない。1日も早く、靴下や新聞紙でしのぎながら、教室に座る少女がいなくなることを願うばかりだ。

【参考記事】シングルペアレント世帯の貧困率が世界一高い日本

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