「ダンスする銀河」「宙に浮かぶ魔女の横顔」NASAが今週公開した「不気味で美しい」画像8選
Triff-shutterstock
<ハロウィンに合わせて今週NASAが公開した8つの画像には、不気味ながらも神秘的な宇宙・地球の姿が──>
2024年も残り2カ月となるなか、アメリカ航空宇宙局(NASA)が壮大な宇宙や地球の画像を8つ公開した。
今にも衝突しそうな銀河や別世界の日食など、8つの画像は広大な宇宙の深淵と、私たちの惑星が受ける影響を浮き彫りにしている。
1. 「目」のような2つの銀河のダンス
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡の映像は、はるか彼方の2つの銀河「IC 2163」と「NGC 2207」が「ダンス」するかのような姿を捉えている。
Keep an eye out this Halloween @NASAWebb and @NASAHubble just unveiled this pair of colliding galaxies that are absolutely, definitely not staring into your soul. Stick around today as we share ghoulish glee from across NASA! https://t.co/BKyUGMMfny pic.twitter.com/upmfnNvOEH
— NASA (@NASA) October 31, 2024
漆黒の宇宙空間に浮かぶ赤い目のように見える2つの銀河は、地球から数百万光年の距離にある。左側のIC 2163銀河は右側のNGC 2207銀河の後ろを移動しており、NGC 2207に徐々に食い込んでいる。
この2つの銀河の腕は数百万年かけて絡み合い、合体し、互いに渦を巻いていくと考えられている。いずれは核が合体して1つの巨大銀河になるかもしれない。