習近平が推し進める半導体の国産化、自給率を1桁から7割超へ
ACHIEVING INDEPENDENCE
2022年12月2日(金)17時00分
それは中国が「世界の工場」から「世界の製造業の中心」に脱皮する助けになる。同時に、中国を台湾だけでなく東アジア全体にとって一段と大きな経済的・軍事的脅威にするだろう。
27年の人民解放軍創設100周年までに、中国は軍の情報化・知能化・機械化を進めて「完全な現代化」を達成することを目標に掲げている。そのためAIや量子コンピューティングや極超音速などの技術分野で画期的な進歩を遂げるには、先端半導体が欠かせない。
こうした動きを阻止するために、米政府は今、日本とオランダに外交圧力をかけて、EUV装置の禁輸措置をDUV装置にも拡大しようとしている。だが、中国を孤立させれば、半導体国産化の歩みを加速するだけだという指摘もある。
これまでの中国の工業化の歴史を見る限り、市場全体を支配下に置くまで、彼らは攻勢の手を緩めないだろう。
From thediplomat.com
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