「企業はどうSDGsに向き合うべきか?」蟹江研究室・久米さくらさんが研究する持続可能性
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久米さくらさん(現在は慶應義塾大学・蟹江憲史研究室所属)。写真は幼少期に過ごしたヨーロッパで撮影
サステナビリティをどのようにビジネスの現場で実践できるのか──この問いに向き合い、研究と実践の両面から探求を続けているのが、SDGsを研究する慶應義塾大学の蟹江憲史研究室に所属する久米さくらさんだ。
コーポレートサステナビリティや社会起業に関心を持ち、ボストン大学への留学を通じてより専門的に学んできた久米さん。現在は商業施設のサステナビリティ調査や企業の取り組みを分析するプロジェクトに携わっている。本記事では、彼女がSDGsに関心を持ったきっかけや、研究を通じて見えてきた課題について紹介する。
──自己紹介をお願いします。
慶應義塾大学総合政策学部3年の久米さくらです。私はサステナビリティ全般に関心がありますが、特にコーポレートサステナビリティや社会起業に強い興味を持っています。大学では蟹江研究室に所属し、ゼミ長を務めています。
私は今年の夏まで約1年間、アメリカのボストン大学に留学していました。ボストン大学では、コーポレートサステナビリティや社会起業に特化した授業を受けていました。日本ではサステナビリティがまだ学問分野として十分に確立されていない部分がありますが、アメリカではその点が進んでおり、特化したカリキュラムが多いのが特徴でした。また、ボストン大学にはビジネススクールが併設されており、そちらの授業も履修することができました。
私は1年生の秋から蟹江研究室に所属しています。きっかけは、1年生の夏に参加した「塾生会議」という慶應全体のサステナビリティを考える学生会議です。その際、蟹江先生がモデレーターを務めておられ、イベントで直接お話しする機会がありました。そこで先生から「うちのゼミに来てみたら?」と声をかけていただいたのがきっかけです。
──サステナビリティやSDGsに興味を持った理由は何ですか?
幼少期から親の仕事の関係で海外生活を経験し、人生の半分近くを海外で過ごしてきました。それぞれの地域で異なる課題を目の当たりにする中で、それらを統合的に解決し、人々を良い方向に導く「世界共通目標」という概念に強く惹かれました。この目標に取り組むことで、世界中の友人や、これまで暮らした地域の人々と一緒により良い未来を築けるのではないかと考えています。
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