「月経不調」に悩む800万人の働き手を支えるために...あすか製薬ホールディングスの挑戦
さらに、2021年には 10代向けのWebサイト「Mint⁺ teens」を開設。高校保健体育副教材の作成・提供による性教育支援、LINEやInstagramによる情報発信など、多岐にわたる啓発活動を行っている。
これらはもともとCSR活動の一環だったが、2023年には企業向けに研修教材を提供する「Mint⁺ Femknowledge」として事業化も果たした。
高いパフォーマンスを発揮したくても、月経にまつわる体調不良に妨げられている800万人の働き手たち。正しい知識によって女性の健康課題を解決することは、企業の生産性や業績の向上に繋がる。
あすか製薬ホールディングスは現在、月経随伴症状を改善するさまざまな医薬品の提供を通じて、年間428億円の経済損失回避に貢献しているという。啓発活動によって社会的なリテラシーが向上すれば、さらに大きな効果が生まれるだろう。
ヘルスリテラシー向上を目指すあすか製薬
2022年に「Mint⁺」では10代の男女を対象に「生理(月経)や女性のつらい症状に関する10代男女の実態調査」を行った。
その結果、月経に関する理解度に男女間で大きなギャップがあること、男女とも女性の抱える症状の理解を望んでいるものの、話題にしにくい風潮が障壁になっていることがわかった。
調査では、男性では約6割、女性でも2割強が月経の仕組みや働きについて「知識がない」と回答している。
こうした状況を変えるためには、正しい情報の周知に留まらず、性に関する態度や価値観、自分の気持ちをどう伝え、相手の気持ちをどう聞くかといった、コミュニケーションを含むライフスキルとしての性教育、年齢や発達に合わせた包括的な教育プログラムの設計と実践が不可欠だ。
あすか製薬ホールディングスでは今後も、「女性の健康を守るリーディングカンパニー」として、女性のQOLの向上と社会における活躍支援を使命として掲げ、ヘルスリテラシーの向上に向けて積極的に取り組んでいく方針だ。世界中の女性がいつでも健やかに輝ける社会の実現に向けて、意義深い貢献となるだろう。
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