娘の「眼球が踊ってる」と撮影、目の「異変」は癌が原因だった...「症状の存在知って欲しい」と動画公開
Mom Notices Baby's Eyes 'Dancing'—2 Days Later Came a Devastating Diagnosis

@christiemariesei/TikTok
<腫瘍の存在やウイルス感染が引き金になるオプソクローヌス・ミオクローヌス運動失調症候群(OMAS)は、四肢や目の異常な動きや、発話困難などを起こすという>
ある母親が、娘の「目」に表れた珍しい症状をとらえた動画をTikTok上で公開した。その症状は、のちに下された痛ましい診断の徴候だった。クリスティ・サイボルトの一家は2024年8月、娘のポージーが1歳の誕生日を迎えた2週間後に、人生を一変させる知らせを受けとった。
■【動画】娘の「目」に見たことのない異変...恐ろしい病気の症状だったことが判明した「踊る眼球」を母親が撮影
「ポージーは、オプソクローヌス・ミオクローヌス運動失調症候群(OMAS)を伴うステージ2の神経芽腫と診断された」と、サイボルトはニューズウィークに話した。
ポージーにはがんがあり、さらにOMASを併発していた。OMASは、神経系に影響する自己免疫疾患で、多くの場合、腫瘍の存在やウイルス感染が引き金になる。幼い子における四肢や目のそれまでにない動きや、発話困難や不規則な睡眠などの異常な行動を特徴とする。
「パーキンソン病によく似た症状」
「生後11か月で最初に(がんと)診断されたとき、ポージーは、ハイハイする、歩く、食べる、手を使うといった、それまでに身につけていた能力をすべて失った。(後で診断されたように)OMASがその原因だった」とサイボルトは話した。
「パーキンソン病の症状によく似た、絶えまない震え、速い眼球の動きが見られた。それはとてもおそろしかったし、体力を消耗させた。がんもそうだが、OMASはとてもおそろしい病気だ。しかも、いつ再発してもおかしくない」