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キャンピングカーに住んで半年「月40万円の節約に」全長10メートルの生活の魅力を語る

From Dream Home to Camper

2024年10月24日(木)15時02分
コートニー・ガラグーソ

夫が家にいる時間が増えたというメリットもある。家計が苦しかった頃は、夫はできる限り残業をしなくてはならなかった。今は経済的な自由を得たので、夫は残業をするかどうかをもう少し柔軟に考えることができる。

もちろん、キャンピングカー生活にも問題はある。特に長い時間を車内で過ごすとなると、なおさらだ。私は今も娘たちをホームスクーリングしているし、リモートで経理の仕事もしているので、キャンピングカーは私のオフィスであり家でもあるのだ。


身支度をするのに十分なスペースがないため、イライラすることもある。ジーンズをはくときでさえ窮屈に感じる。

普通の家にはある便利な物の一部もない。食器洗い機、ちゃんとしたオーブン、わが家専用の乾燥機付き洗濯機(キャンプ場のランドリー施設を使わなくてはならない)、専用の裏庭などだ。

もう1つの問題は、天候が悪いとキャンピングカーに一日中閉じ込められた子供たちが(そして私と夫も)口げんかをしがちなことだ。そんなときでも以前なら、それぞれが趣味や掃除など別々にやることを見つけられた。

私は地下のジムに逃げ込んだり、夫はガレージで作業したり。でも、今はその選択肢がない。

プライバシーは大きな問題だ。静かな時間や自分のスペースを確保することができない。しばらく家族をキャンピングカーから追い出すか、私が自分で使っている乗用車に逃げ込むかのどちらかだ。

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