「考えすぎ」で寿命が短くなるという研究──「べき思考」を治すテクニックとは?
2022年9月1日(木)08時57分
たとえば、家事については、次のような「選択」を強調する言葉遣いに変えることで「べき思考」を手放すことができる。
「べき思考」
「今日は家事を全部やるべきだ。必ず今日中に済ませなければならない」
↓
「選択」を強調
「今日は家事ができそうだ。でも、今週は忙しかったし、今日は少しだけやって残りは明日にしようかな」
「良い考えすぎ」なのか、「悪い考えすぎ」なのかを見極めることは簡単ではないが、自分に罪悪感を与える「べき思考」を手放せば、不要な考えを排除することができる。
集中力、計画力や記憶力といった日常生活だけでなく、寿命にも影響するという「考えすぎ」。あなたの心身の不調は「考えすぎ」が原因になっていないか、そして自分に「べき」という言葉を課していないかと、いま一度、立ち止まってみてはどうだろうか。
『考えすぎてしまうあなたへ』
グウェンドリン・スミス 著
小谷七生 訳
CCCメディアハウス
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