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おもちゃが導く幼児期の英語教育

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2017年3月15日(水)10時30分

<楽しく遊んで英語が根付く「バイリンガルシリーズ」 フィッシャープライス>

自社のおもちゃ研究所で子どもと一緒に商品開発

子どもには、最高のものを与えたい。親はそんな気持ちで高価な教材を揃えるのに、子どもは気に入らなければ歯牙にも掛けない。実に正直で、遠慮がないのだ。

そんな子どもの心をつかんで離さないおもちゃを作り続けてきた玩具メーカーの一つが、アメリカの老舗、フィッシャープライスである。1930年にニューヨークで創業して以来、数々のロングセラー商品を発売してきた。いまやベビー・プリスクールトイブランドとして世界ナンバーワンの売上げ、シェアを誇り、世界150カ国で販売されている。

世界中の子どもたちを夢中にさせるおもちゃ作りの秘密は、61年にアメリカ本社に設立した、業界初のおもちゃ研究所「チャイルド・リサーチセンター」にある。同所内のプレイラボには、年間約1200個の試作品が持ち込まれ、実際に子どもに遊んでもらう。その反応や遊び方を専門家や親が見て、改良を重ね、本当に子どもが楽しく遊んだおもちゃだけが商品化されるという仕組みだ。ラボを訪れる子どもは年間3500人。さらに2万人のママ会員の声も商品開発に生かすという、万全の開発体制を築いている。

また、同社では安全性と耐久性を最重視。非常に厳しい独自の基準を設定しており、その基準はアメリカ政府の玩具安全基準の基になったほどだ。

子どもに愛され、安全で、価値の高いおもちゃを徹底的に追求するこうした姿勢が、フィッシャープライスの数多くのヒット商品を作ってきたのだ。

からだ・あたま・こころ 3つの要素で発達を捉える

そんなフィッシャープライスのおもちゃの中でも、日本で支持を集めているのが、日本語と英語の音声が流れる「バイリンガルシリーズ」の商品。昨今の英語教育熱の高まりを反映して、売上げは毎年拡大し続けている。

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岡 秀夫(元・目白大学外国語学部英米語学科教授、元・東京大学名誉教授)


「早期バイリンガル教育は発音がよくなるだけでなく、日本語にもプラスの相乗効果があります」と話すのは、英語教育の専門家、元・東京大学名誉教授の岡秀夫氏。日常の遊びの中で楽しく英語に触れることが、英語を根付かせるポイントだとしている。かつ、同氏が重視するのが、子どもの発達段階に合わせた学び。それを実現したのが、フィッシャープライス独自のシステム「スマートステージ」だ。

フィッシャープライスでは、チャイルド・リサーチセンターでの研究から、子どもの発達を「からだ・あたま・こころ」の3つの要素で捉えている。それが手指の力や運動神経、バランス感覚などの「からだ」、言葉・好奇心・問題解決能力などの「あたま」、自己表現や他者とのコミュニケーションなどの「こころ」だ。それぞれの要素ごとに、発達を促進する遊び方があり、スマートステージは、この各要素に合わせて、同じおもちゃでも3段階に遊び方を変えられるという仕組みだ。

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「スマートステージ・バイリンガル・DJプレイヤー」。スマートステージのスライドスイッチを移動させるだけでレベルが変化する。4月末発売予定。価格:3,000円(税抜)

mattelTU-sub2.jpg

発達段階に合わせて最適な遊び方を選ぶ

たとえば、代表的な商品「スマートステージ・バイリンガル・DJプレイヤー」は、6カ月から3歳までを対象年齢としているが、レベルスイッチを変えるだけで、同じ操作をしても、流れる音声や遊び方が変わる。レベル1(1歳頃まで)では、指遊びをメインに、子どもの好奇心を刺激する。レベル2(1歳~1歳6カ月頃)では、簡単なクイズを聞いて答えを出す遊びを。レベル3(1歳6カ月以降)になると、まねっこ遊びを促して、想像力を育む。英語教育としても、流れる音声は単語から複雑な文章へと、段階的に難しくなるので、自然と理解が進むようになっている。

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