モルモン教徒vs米政府...ダークで血みどろな西部劇『アメリカ、夜明けの刻』が描く「負の開拓史」
A Dark Time in Morman History
過酷な旅をする4人の疑似家族の物語だけでも、作品として十分だと感じるかもしれない。だが本作には、さらに多くの人物が登場し、その誰もが大きなものを求めている。
モルモン教徒の開拓者ジェイコブ・プラットが追い求めているのは、暴力的な事件で生き別れになった妻エービシだ。モルモン教の指導者ブリガム・ヤングは教会の自立を守るため、実在の罠猟師ジム・ブリジャーの交易基地の購入を望み、論争する。
理想主義者の政府軍大尉は暴力の拡大を防げずに絶望し、ショショーニの戦士レッド・フェザーは、部族長で平和を希求する母親と対立する。
奇妙なことに、さまざまな暴力が数多く描かれるにもかかわらず、マウンテンメドウの虐殺の描写は史実と比べて控えめだ。この事件は本作の主要な出来事のきっかけになり、歴史家によれば、ユタ戦争の犠牲者の大部分を生み出した惨事だったのだが......。
実際の事件の経緯はこうだ。
1857年9月上旬、主にアーカンソー出身の約40世帯から成るベイカー・ファンチャー開拓団がカリフォルニアを目指す途中、当時のユタ準州で先住民を装ったモルモン教徒の民兵団(と、彼らに勧誘された先住民族パイユート)に攻撃され食料や水が不足する籠城状態に追い詰められた。
虐殺が起きたのは9月11日だ。少人数のモルモン教徒が白旗を掲げて開拓団の野営地に近づき、和解策として所有品を置いていくなら、先住民の攻撃を受けない場所まで案内すると申し出た。
開拓団は申し出に応じて移動したところで皆殺しにされ、6歳以下の子供17人だけが死を免れた。
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