アメリカを虜にした「クセ強め人間」に捧げるラブレター...「生き字引」ジム・オヘアが語る『パークス』の裏側
A Walk in the Parks
では続編を期待していいのだろうか。「具体的な話はないんだ」と言うオヘアは、公園緑地課のベテラン職員ジェリーを演じた。
「でも出演者はあちこちのインタビューで、復活するなら『絶対に出る』と公言している。出演者同士でそういう話もしている。いいストーリーがあれば、きっとみんな戻ってくる」
キャストの中には大出世した俳優もいる。「クリス・プラット(Chris Pratt)は今じゃ世界的スターだ。それでも『パークス』のためならスケジュールを調整するそうだよ」
オヘアも17年に『ザ・ボールド・アンド・ビューティフル(The Bold and the Beautiful)』でデイタイム・エミー賞を受賞した。「今の自分があるのは『パークス』のおかげだと、みんなありがたく思っている」
全話に出演した生き字引
オヘアがドラマを再始動するとしたら、どんな物語になるのだろう。
「15年の最終話で、ジェリーは100歳で死んだ。名前が間違って刻まれた墓石を、レスリー(ポーラー)とベン(スコット)が見下ろしてたよね。何だかすごいことになっているらしく、葬儀にはシークレットサービスもいた。だから前日譚になるが、誰かが議員とか大統領に立候補するのもいい。いつものようにみんなで選挙活動に協力する様子を見てみたい。全2〜3話の特番にはよさそうだ」
シリーズ全126話に出演したオヘアは、『パークス』の生き字引。番組に関する本を書くには適任だろう。